IPython シェルを起動してください
$ ipython
これからたくさんの文字(列)や数字や, もっと複雑な構造を持った対象 (オブジェクト) を操作することになります. すべてのオブジェクトは「型」と呼 ばれる情報を持っていて, そのオブジェクトに対して許される操作が決まっています.
基本的なオブジェクトには「リテラル」と呼ばれる表記法があり, 簡便な記法によってオブジェクトを作ることができます. 文字列のリテラル, 整数の リテラル, 小数のリテラル, 複素数のリテラルなどがこのテキストで使う中でもっとも基本的なものです.
文字(列)を引用符 (" ... "
or ' ... '
)で囲んだものが文字列リテラルです. 引用符の中に引用符を入れたい場合は, 種類の異なる引用符を
使って囲みます.
In [1]: 'This is a string literal.'
Out[1]: 'This is a string literal.'
In [2]: "This is also a string literal."